一般病院と総合病院と聞いて何が違うのと感じる人も居るでしょう。総合病院は、色々な科が入っていて、入院や手術やオペなど何でも出来る機械や施設が整っている施設なので、働く人達も多いし、建物も大きいので、ここら辺は皆理解しているでしょう。理解していないのが、一般病院と呼ばれている病院になるでしょう。この病院は、一言で言うと、入院や手術が出来ない病院と覚えてもらっていればいいでしょう。そこが大きな違いになるでしょう。
病院に行くときとして、自分の足で行くこともあれば、救急車で運ばれることもあります。救急車で運ばれるときは、事前の準備などができていないこともあります。でも、自分の足で行く場合は、急に何かが決まるケースはありません。病状によっては通院では治せないことがあり、入院を勧められることがあります。その時も今から、明日からとなるケースは少なく、十分時間を取って行うことになります。この時にはかかる料金のことなども調べておきましょう。
クリニックと病院と言いますと、見た目でも大きく異なります。病床数などによって病院と名乗れるかどうかがあり、入院施設が整っていれば病院とされます。また、クリニックはかかりつけ医として利用する医療機関です。ちょっとした体調不良などがあればこちらを利用し、こちらで対応できない場合には大きな病院を受診することになります。大きな病院と言いますといくつか種類があります。大学の名前がついている所、公立、私立などもあります。
厚生労働省は毎月、全国の病院・診療所の増減を公表しています。2016年3月末の医療施設総数は、全国で17万施設を超えています。一般病院の中で、療養病床を持つ病院は3837施設です。また診療所では、有床診は7766施設で、過去1年間で450以上の施設の減少です。このペースが続くと、2017年10月には有床診療所数が7000施設を切ることになります。2016年度の診療報酬改定における、在宅復帰機能強化加算の新設や、在宅復帰機能強化加算を届け出ている病院を7対1病院などからの在宅復帰先に追加、夜間看護配置加算の評価充実といった有床診の経営支援内容が、どれだけの効果を出しているのか、最新のデータが気になるところです。
医療機関を利用するとき、近所のクリニックに行くときと大きな病院に行くときがあります。近くに症状に合った医療機関があればそちらに行くこともできますが、無い場合は大きな病院に行くしかないかもしれません。大きな病院であれば大抵の診療科があるからです。でも、費用のことを考えるとあまり得策ではありません。近所でなくても、何とか診察してくれるクリニックを探した方がいいでしょう。そして、そこから紹介状を書いてもらうようにします。